優遇金利

優遇金利でいっぱい借りるのは危険です。一般的に住宅ローンの返済額の目安は、「年収の5倍以内」と言われています。しかし、同じ金額を借りるのでも、「返済期間」や「住宅ローン商品ごとの金利」によって、総返済額は大きく変わります。ということは、必要となる年収もそれに応じて変動するということです。

ここで具体的に、住宅ローン商品の例を挙げて見てみましょう。たとえば、みずほ銀行には「優遇金利」を設定した商品があります。

  • 2年固定・・・年利 0.9%
  • 3年固定・・・年利0.95%
  • 5年固定・・・年利1.3%
  • 10年固定・・・年利2.0%

なぜこのように低い金利で貸すかと言えば、返済額を少なく見積もるためです。年収が低くても、多く借りられるようになっているのです(ただし、いずれも固定期間は限られていますので、完済まで見積もりどおりにいく保証はありません)。

仮に、ある人が住居を買うために、借入期間百年で2400万円のローンを組もうと考えているとします。右の「2年固定(年利0・9%)」で計算してみましょう。ここでは、月の返済額を月収の5分のlで考えることにします。

毎月の返済額は、計算ソフトで算出すると6万6635円になります。これがロヶ月分で乃万9620円。この5倍が必要年収となり、399万8100円です。これが優遇なしの当初2年固定金利となると、年利2%(2005年7月現在)ですから、毎月の返済は7万9502円です。この場合〈7万9502円×ロヶ月×5H477万120円〉となり、477万120円の年収が必要です。同じ金額を借り入れるのでも、金利でこれだけ必要年収が変わってくるのです。

とはいえ、優遇期聞が過ぎた後の金利は必ず上がります。そのリスクは覚悟しなければなりません。住宅ローンは多額な借金です。安易に飛びつかず、冷静な判断が必要です。

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